今、この時

Improvisation life of Takeo

伊勢上映会決定！

2025.3.2(日)

進富座にて2回のみ上映

①16:00～17:25

②18:00～19:25

TAKEO NIIKURA

『新倉壯朗、

　　即興演奏家』

1986年生まれ。ダウン症。幼少より音に豊かな反応を示し、特にリズム感が抜群で、身体や楽器での表現は目を見張るものがあった。

8才の頃、即興弾きするピアノはすでに独特の世界を持っていた。

11才の時、アフリカセネガルの太鼓「サバール」と出会い、アフリカ音楽にのめり込む。 2002年より「新倉壮朗の世界」と題して定期的にコンサート​を開き、ピアノ、マリンバ、鍵盤ハーモニカ、バラフォン、サバール、ジャンベ、ドラムetc.で思いのたけを表現し、

パワフルなステージを繰り広げている。

セネガルの人間国宝でサバールの神様と敬拝された故ドゥドゥ・ンジャイ・ローズ氏は「すごいエネルギーを持ったアーティスト」と褒めた。

イギリスのアミキ・ダンス・カンパニー主催者ウォルフガング・シュタンゲ氏は「感じた心を音と身体で表現する能力はnatural giftであり、偉大な​creative artist」と絶賛する。

ジャズミュージシャンの山下洋輔氏は「唯一無二の表現者」と称す。

（ブログ TAKEO タケオ 「新倉壮朗の世界」より引用）

Doudou N'diaye Rose

Wagane N'diaye Rose

Boga N'diaye、Ousmane Diedhiou

山下洋輔　大友良英　菊地成孔

森重 靖宗　巻上公一　梅津和時　會田瑞樹

野村 誠　佐久間 新　砂連尾 理　Simon Rummel

仲野麻紀　Moussa Hema　Bachir Sanogo

Wolfgang Stange

監督：甲斐田祐輔＆新倉壮朗コンサート実行委員会

2024 / 日本 / 82min / カラー

予告編

開催にあたり

この映画の主人公新倉壮朗は（タケオ君と呼ばせてもらいます）、子どもの頃から音楽的表​現に異彩を放ち、11才の頃、アフリカセネガルの太鼓「サバール」と出会うや、たちまち​魅了されアフリカ音楽にのめり込んだということです。

様々なイベントやコンサートに積極的に参加するだけでなく、2002年からは「新倉壮朗の​世界」という単独ライブを挙行、毎年、多彩なミュージシャンをゲストに招いて共演しま​した。そんな音楽の即興的展開の過程で、タケオ君は自らの表現の幅をどんどん広げてい​ったんだろうと、想像しています。

そんな子どもから青年期にかけての記録は、セネガルでの様子を中心に、タケオ君と周り​の人々との音楽のコミュニケーションを描いたドキュメンタリー 映画「タケオ～ダウン症​ドラマーの物語～」（監督、常田高志、2011年）に結実しました。

第2作にあたる「今、この時　Improvisation life of Takeo」では、その後の10数年間に​展開を見た、一層多彩で充実した音楽活動の、そのキラキラした断片が惜しげもなく、ス​クリーンに繰り広げられます。そして、随所にタケオ君のユーモラスな、表情、身体表現​が顔をのぞかせます。彼はとっても面白くてやさしいミュージシャンなのです。

即興演奏は、タケオ君とオアイテが探り合い、試し合うことから、通い合う瞬間につなが​り、変奏を重ねながら、いつしかその場の音楽が形成されていきます。演奏するのはもち​ろん楽器を奏でるミュージシャンたちなのですが、居合わせる誰もがそのリズムとビート​に揺さぶられ、同調し、自らの心を震わせる時間になっていきます。

進富座のスクリーンと迫力の音響システムから、私たちもそこにいる実感を味わい、「今、​この時」の伊勢での参加者の一人になれると思います。

2024年12月28日

伊勢上映会実行委員代表　吉田豊（音楽療法士）

今、この時 / 伊勢上映会

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TAKEO タケオ

「新倉壮朗の世界」

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